北欧デンマークの伝統的な白糸刺繍「ヘデボ刺繍」の中で使われる技法のひとつで、糸だけで作る輪っかです。本講座ではアクセサリーに仕立てていますが、本来はカットワークの中を埋めるモチーフや、お花のように組み合わせて付け襟のレース飾り等に使われます。
道具・材料
講座で使用する道具です。アクセサリーに仕立てる際は、ヤットコなども使います。
制作
ヘデボリング用のヘデボスティックと、先丸刺繍針(クロスステッチ針)を用いて作っていきます。
バリエーション
基本的に作るモチーフは「輪っか」です。
しかし、それを繋いだり、内側にかがり模様を入れたり、ビーズを組み合わせることで、様々なデザインが生まれます。また、同じモチーフでも色の組み合わせの違いで様々な表情が楽しめます。
仕立て例
できあがったモチーフは、耳飾り、ブローチ、ネックレスなどのアクセサリーに仕立てます。
こちらの写真は、体験レッスンで作っていただけるアクセサリーの仕立て例です。
授業中風景
生徒の皆様は毎回集中して取り組まれ、2時間があっという間に過ぎていきます。
大きな道具は必要ないので、気軽に始められます。
単純な作業でも組み合わせによって様々なバリエーションを楽しめるヘデボリング。
ご家庭に眠っている刺繍糸を使って、一緒に手仕事をたのしみませんか?