『申楽談儀』は世阿弥の芸談を子の観世元能が聞書き・編纂した伝書です。室町時代の名役者 の舞台評や当時の芸道界の現場が世阿弥本人によりリアルに語られる、中世芸能の第一級史料 とされています。はじめて能に触れる方へ、名作能の映像や画像資料もあわせて紹介します。
※お能のビデオは、授業のラスト30分頃に鑑賞いたします。
―カリキュラム―
7月:序.室町時代の名役者〔観阿弥・世阿弥〕
8月:一.能の決まり
9月:二.万事かかりなり
10月:三.演技はすべて心根
11月:四.どっという位
12月:五.かけ声の事
ご受講にあたって
<お持ちもの・ご購入いただくもの>
『世阿弥 申楽談儀』(岩波文庫版)をご持参下さい・筆記用具
日程/カリキュラム
2024/01/24 2024/02/28 2024/03/27
体験のご案内
体験受講料 3,080円 (税込)
体験教材費 165円 (税込)
講師紹介
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古典翻訳家
能文社 代表 水野 聡(ミズノ サトシ)日本でただ一人の古典翻訳家。能、茶道、武士道、俳諧、禅・仏教、日本庭園・建築など、日本の中世の芸道、美学、精神文化を研究。これら古典名著を現代語訳にて発刊しています。全国カルチャーセンター等にて日本文化・教養講座講師を担当しています。”日本文化全体”を面でとらえた総合的な視野での講座内容が強みであり、特徴です。 オフィシャルホームページ【言の葉庵】では、自訳書を中心に千利休、世阿弥、一休宗純、宮本武蔵、松尾芭蕉等の名言名句を解説、紹介しています。会員メールマガジンも毎月発行中。